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ウォーターサーバーは電気代がかかります!
冷水も温水も使いたい時に出せるウォーターサーバー。メーカーによってはサーバー代が無料でお水の料金だけでいいところもあり、毎月3,000円前後で利用できる場合も。
毎月3,000円なら安い!と思う方もいるのではないでしょうか。
しかし、忘れてはいけないのが電気代!
メーカーが掲載している毎月の総額には、電気代が含まれていないことがほとんど。請求にも含まれていないので契約後も忘れがちですが、実はそれなりの電気代がかかっているんです。
電気代って、どの家電にどのくらいかかっているか完全にはわからないですよね(目安はありますが)。ウォーターサーバーの電気代も、数百円のものから1,000円以上かかるものなどさまざまです。
ウォーターサーバーの電気代ってどのくらい?
それでは、ウォーターサーバーの電気代ってどのくらいなんでしょうか?
最近のウォーターサーバーには、「省エネモード」や「エコモード」が搭載されています。基本的にこれらのモードが搭載されているウォーターサーバーは、通常より電気代を抑えることが可能です。ボタン一つでモードの切り替えができ、常に省エネモードにしていればそれだけ電気代を抑えることができます。
しかし、省エネモードを使うとお湯の温度が下がったり、冷水の温度が少し上がったりと機能が低下します。中には「省エネモード中はお湯を出せなくなる」というものも。契約の際にサーバーの仕様を確認しましょう!
省エネモードをうまく利用した場合、ウォーターサーバーのひと月の電気代は300~500円程度になります。1日に換算すると約10~16円ですね。 ものによっては1,000円程度になるサーバーもあります。1,000円だとすると、1日では約33円となり、少々高めの印象です。
他の家電の電気代はどのくらい?
ウォーターサーバーに代わるものと言えば、お湯を瞬時に沸かすことのできるケトル、保温するポット、水を冷やす冷蔵庫ですね。
それぞれの電気代を比べてみましょう。
電気ケトルの電気代

電気ケトルは、欲しい量だけの水を入れて、スイッチを押すと数分でお湯が沸くというものです。ものにもよりますがMAXで1L程度のお湯を沸かすことができます。
ケトルで有名なティファールを例にすると、消費電力は1250Wで、1Lを沸かす場合約6分かかります。
1kwh/27円※として計算すると…
27円 × 1.25 = 33.75円
33.75円 × 6分 ÷ 60分 =3.375円
1L沸かすのに、約3円~となりました。
1日に1回、1Lのお湯を沸かすとすると1カ月では約100円の計算になります。
電気ポットの電気代

電気ポットは2~4L程のお湯を保温しておくことができるものです。一度沸かせば、常に熱いお湯を出すことができます。
例として、タイガー電気まほうびん(品番:PIG-S300)で計算してみます。
1日当たりの消費電力は0.55kWhと公表されていますので、1kWh/27円として計算すると…
0.55kWh × 27円 = 14.85円
1日で14.85円となり、1カ月だと約445円になります。
冷蔵庫の電気代
冷蔵庫は水だけに使うわけではありませんので、厳密に計算することはできません。
冷蔵庫はものを詰めすぎると冷却するのにパワーが必要になり余計な電気代がかかってしまいます。そう考えると、何本もお水のペットボトルを入れておくのはよくないですよね。
冷蔵庫の開け閉めもわずかではありますが、電気代に影響します。10秒扉を開けておくと、1℃温度が上昇すると言われています。温度が上がればその分また冷却しなければいけませんので、電気代がかかってしまいます。
ウォーターサーバーと他の家電の電気代を比較!
1カ月の電気代 | |
電気ケトル | 100円~ |
---|---|
電気ポット | 445円~ |
ウォーターサーバー | 330円~ |
お湯を沸かすだけなら、電気ケトルが一番安いという結果になりました!しかし、ケトルは保温ができません。また、数分で沸くものの時間はかかりますよね。
電気ポットは電気代が高いうえに、お湯を沸かすときにはさらに電気を使いますのでこれ以上に高くなる可能性も。
ウォーターサーバーはメーカーにもよりますが、一番安い電気代で330円です。さらに…
- お湯は常に保温状態ですぐに使える
- お湯だけではなく冷水も使える
- いちいち水を入れる必要がない
といったメリットがあります。
まさにいいとこどりの機能です!電気代はケトルより高めですが、それ以上のメリットがついてくると思えば安く感じるのではないでしょうか。
とはいっても、ウォーターサーバーの電気代もピンキリです。電気代が安くても、他の費用が高すぎたら意味がありませんよね。
電気代が330円/月で使えるウォーターサーバーは以下で紹介しています。お水の価格やレンタル代なども含めて、ぜひ検討してみてください!
電気代が安いウォーターサーバー5選

水の種類 | 天然水 |
---|---|
容量 | 7.2L、9.3L |
サーバー代 | 0円 |
500ml料金 | 約54円~ |
電気代 | 330円~ |
月額料金 | 4,486円~ |

水の種類 | RO水 |
---|---|
容量 | 7L、12L |
サーバー代 | 0円 |
500ml料金 | 約59円~ |
電気代 | 350円~ |
月額料金 | 4,608円~ |

水の種類 | 天然水 |
---|---|
容量 | 6L |
サーバー代 | 0円 |
500ml料金 | 約67円~ |
電気代 | 360円~ |
月額料金 | 3,600円~ |

水の種類 | 天然水 |
---|---|
容量 | 12L |
サーバー代 | 0円~ |
500ml料金 | 約85円~ |
電気代 | 390円~ |
月額料金 | 4,814円~ |

水の種類 | 天然水 |
---|---|
容量 | 12L |
サーバー代 | 0円 |
500ml料金 | 約85円~ |
電気代 | 465円~ |
月額料金 | 4,569円~ |
まとめ
電気代は個別で請求が来るわけではないので、見落としてしまいがちです。せっかく費用が安いサーバーを選んだのに、電気代が高ければ総費用も高くなってしまいます。
気になるサーバーを見つけた場合は、
- お水の料金
- 必要なお水の量と配送単位
- 配送単位
- 電気代
以上を確認しましょう。
電気代はサーバーの情報が書かれているページに記載されていない可能性があります。その場合は「よくある質問」などに記載されていることがありますので、見つからない場合はチェックしてみましょう!
当サイトでは、電気代が公表されているものはすべて記載しています。気になるサーバーがあったらぜひ詳細ページをご覧ください!