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アルコールと薄毛の関係性やいかに?飲酒で気を付けたい3つのポイント

ビール

「お酒を飲んで薄毛になる?二日酔いとかはつらいけど、髪は関係ないよね?」と思っている方は多いのではないでしょうか。もちろんお酒そのものが悪いというわけではありません。

しかし、お酒の作用は強いものなので、飲みすぎると身体に影響があるということは想像に難くないと思います。そして、実はお酒を飲みすぎるようなことが続くと、髪にも大きな影響があるのです。

毎日の仕事がつらいから夜はついつい飲みすぎてしまう。最近はお酒に弱くなった。などの自覚がある方は、特に注意が必要です。お酒による髪への影響をきちんと知っておくべきでしょう。

今回はお酒の飲み方次第で薄毛を進行させてしまうその理由と、具体的なリスクについてご説明します。お酒はほどほどに、髪を大切にするようにしてください。

アルコールは身体にいい?悪い?

お酒の最大の問題は肝臓に対する負担にあります。肝臓は身体に影響を与えるものを無害なものに分解する機能を持っているのですが、アルコールを分解する過程で、負荷の大きな毒素であるアセトアルデヒドが発生します。

そのため、肝臓はこのアセトアルデヒドもまた分解することになります。つまり、お酒を飲むと肝臓は2重の仕事をする必要があるという訳です。二日酔いはこのアセトアルデヒドの分解が追いつかなかった状態です。

アセトアルデヒドの分解にかかる大きな負荷が髪にも甚大な影響を与えるのです。ただし、お酒を飲むことが必ずしも悪いわけではありません。

分解が追いつく程度に嗜(たしな)むぐらいなら、血行促進効果や睡眠促進効果で、逆に髪にも良いといえるでしょう。なにごとも過ぎないことが大切ということですね。

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アルコールで発生する薄毛の要因

肝臓とアルコール

飲んだ翌日に身体が変調をきたすほどにアルコールを摂取した状態というのが、髪に悪い影響を与える目安と考えていいでしょう。次に、具体的にアルコールの摂取が髪にどのような影響を与えるのかをご説明します。

肝臓に負担がかかり髪に必須の栄養が不足する

アルコールを摂取すると肝臓がそれを分解しようとします。その際に使われるのが髪の素材となるアミノ酸です。髪に使われるはずの材料がアルコール分解用に横取りされてしまうことになります。

しかもそれだけではありません。アルコール分解の頻度が増えて肝臓が弱ってくると、髪に必須の栄養素の吸収が滞るようになります。肝臓も食物の分解吸収のサポートを行っているためです。

また、アルコールの影響が残っている間は胃腸の吸収が弱まっているので、なおさらせっかく食べたものが無駄になってしまっているのです。その上お酒を飲む人はわかると思いますが、アルコールを摂取すると利尿作用が活発になります。

必要以上に尿を排出することは、体内の栄養を無駄に体外に排出しているということです。これらが重なることで、髪に必要な栄養分が肝心の髪に届かないということになってしまうのです。

薄毛の原因となる男性ホルモンが増える

アルコールを分解する過程で生成される毒性物質のアセトアルデヒドですが、実はこの成分は薄毛に直接影響する成分でもあります。血中にアセトアルデヒドが入り込むと、男性ホルモンのテストステロンをジヒドロテストステロンに変えてしまうのです。

ジヒドロテストステロンというのは男性型脱毛症であるAGAの主原因とされているものです。ジヒドロテストステロンも男性ホルモンなのですが、髪を生成する過程を阻害して、髪の成長を止めてしまいます。

つまりアルコールを摂取して肝臓でのアセトアルデヒドの分解が間に合わないでいると、血中にアセトアルデヒドが入り込み、薄毛の原因となるジヒドロテストステロンを増やしてしまうという訳です。恐ろしいですね。

飲み過ぎると糖分の過剰摂取も引き起こす

お酒の原料の大部分は糖質の多いものです。お酒の発酵には糖分を使うということを考えれば当然かもしれません。そのため、多くのお酒には糖分が含まれています。

ご飯を控えたりして一生懸命糖質制限をしている人などは、お酒を飲んでしまうと台無しになる場合があるのです。中でもカクテルなどによく使われる混成酒、発酵を利用して作られる日本酒やビールなどの醸造酒などは糖質の多いお酒となっています。

ようするにお酒を過剰に摂取すると、糖分も過剰に摂取することになるのです。糖分は一定量を超えると中性脂肪に変換されます。血中に中性脂肪が増えることで血流が悪くなったり、頭皮の皮脂の分泌が増えたりすることになります。血行不良や皮脂の分泌過多はどちらも髪によくないものです。

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おわりに

アルコールは必ずしも薄毛の原因であるとはいい切れないものです。適度な飲酒は逆に髪にいい要因もありますが、翌日に残るような過度な飲酒は確実に髪にダメージを与えます。

なにごとも過ぎると良くないものです。髪も健康も失ってしまうにはつらい大切なものですから、お酒は身体に響かない程度に嗜(たしな)むようにしましょう。