確実に腹筋を割るためにトレーニングで意識すべきポイント
体脂肪を効率よく燃焼させると聞いて始めた有酸素運動、基礎代謝がアップすれば寝ている間でも脂肪を燃やしてくれると聞いて始めた筋力トレーニング。
「確かに前より、脂肪が落ちて腕や脚まわりに筋肉が付いた」「でも、肝心なおなか周りのぜい肉が落ちず、腹筋が全然割れない」と肩を落とされている方は少なくありません。
実は、おなかまわりのぜい肉を落とし腹筋を割るというのはとても難しいこと。いくつかのポイントを意識しながらトレーニングを行わないと、いくら頑張っても結果はなかなか表れません。
そこで今回は、おなかまわりの肉を落として確実に腹筋を割っていきたいと思われる方に、いくつかトレーニングをする上でのポイントをお伝えします。
まずは筋肉、2種類について理解!
腹筋を割るためにまずは、筋肉の種類を知ることが重要です。筋肉は大きく2種類に分けられています。「遅筋繊維」「速筋繊維」です。トレーニング雑誌や、テレビ番組などで聞いたことはないでしょうか?
これら2つの筋肉繊維を下記で簡潔に説明いたします。重要なことなので、特徴を知っておきましょう。
遅筋繊維(赤筋)
パワーやスピードはありません。ですが、遅筋のエネルギー源は主に脂質となっているため、持久力に優れています。また、酸素を効率よく利用するといった特徴があり、継続的に筋肉を収縮させるエネルギーを生み出すことに長(た)けています。
マラソンや自転車といった長時間の運動をする際に必要な筋肉繊維です。脂肪をエネルギー源とするといったように、遅筋をより働かせるとダイエットにとても効果的です。
遅筋繊維は主に有酸素運動で鍛えられていきます。特に運動強度がそれほど高くないジョギングや自転車型トレーニング器具を30~60分といった長い時間をかけて行うのが効果的です。
速筋繊維(白筋)
瞬発的に大きなパワーやスピードを生み出す筋肉繊維です。遅筋繊維が脂質をエネルギー源としているのに対し、速筋は糖質を利用します。筋肉内に少ししかない糖質を使用するため、筋肉繊維に継続力(スタミナ)はありません。
一気に力を出すウエートリフティングや、瞬発力がとわれる短距離ランナーに特に必要な筋肉となります。
速筋繊維を鍛える場合には、短時間で高負荷を筋肉繊維にかけられるダンベルやベンチプレスといった筋力トレーニングがおすすめです。速筋は大きき肥大化する特徴があるため、視覚的にわかりやすい筋肉を付けたい、体をガッシリさせたいといったときには、速筋を鍛えるトレーニングがおすすめです。
腹筋を割るためには「速筋線維」を鍛える
ここまでの説明で、筋肉には「遅筋繊維」と「速筋線維」の2種類があるとおさえてもらいました。腹筋を割るためには、おなかまわりを覆う筋肉が必要となるため、前述でも説明をしたように速筋を鍛えていくこととなります。
下記でどのようなトレーニングがおすすめか、具体的に確認をしていきましょう。
腹筋トレーニングで意識すべきはここ↓
しつこいようですが筋肉を付けるためには、瞬発的に大きなパワーを生み出す速筋線維を鍛える必要があります。そして、速筋線維を鍛えるためには、短時間で高負荷を筋肉繊維へかけられるトレーニングを行うべきです。
ここで気になることが。胸筋や腕の筋肉を大きくするのであれば、ダンベルを今の重量よりアップさせる!とできますが、腹筋の場合はどのようにすれば筋肉をつけるための高負荷とできるのでしょうか?
答えは、「角度をつける」ことです。真っすぐな場所やシートで腹筋をするよりも、腹筋台などを使い角度をつけて腹筋を行う方が強度があがり、確実に腹筋を割るといった目的に適しています。
※負荷がかかるぶん、けがのリスクも高くなるため十分に注意してください。
【番外編】可動範囲への意識だけでも効果に違いが出る
私たちのカラダは筋肉を収縮させながら動いています。生活の中で筋肉がどのように収縮してるから、体が動いていると意識をされているでしょうか?きっとされていませんよね。
トレーニングを行う際には、筋肉の収縮を意識するだけで、効果の表れ方が違ってくるとトレーニング業界でも言われています。腹筋をする際には、動きにあわせて筋肉の伸び縮みをしっかりと意識をするようにしましょう。
おわりに
腹筋を割るのに意識すべきポイントを解説してきました。トレーニングでカラダを変化を感じ、短期間で結果を出すことは非常に難しいです。ですが2カ月、6カ月と長期的なスパンでトレーニングを継続させ、しっかりと結果を見ながら次なる目標を立てて動くことが大切です。
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